思索の森と空の群青

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2008年 12月 25日

サラダが減らない

冬の、晴れた日の、あの空気が澄んだ感じが好きだ。

今日はそういう日であった。

午前中、某調査に協力して、それから事務に行ってコピー・カードを借りるついでに某研究費について訊く。

コピー・カードを持って中央図書館に行き、論文をコピーする。主に、哲学と社会学と比較教育学の論文。全部で153枚。当初予定していたコピーはおよそ80枚であったが、「これも。あっ、この雑誌も。次の巻号もついでに見てみよう」としているあいだに、153枚になり、時間も14時30分になってしまった。論文探しの集中力も切れたので、それはもしかしたら空腹のせいかもしれないけれど、図書館から引き上げて事務室に行ってコピー・カードを返す。

当たり前のことだが、読んだ論文より読んでいない論文のほうが圧倒的に多いことに改めて愕然とする。

「まだまだだぜ。でも、やってやるぜ」と冬の空に向かって心のなかで呟きながら研究室に戻り、お昼を食べる。そのあと、新しい耳栓を探しに学内のまったくコンビニエントではないコンビニエンス・ストアに行くも置いておらず、再び研究室に戻って人権論の勉強をする。貧困と教育と、という辺りを論文にまとめるにあたり、人権論は不可欠ではないまでも、勉強してまったく損はない。

「人権」は、立場によっては礼賛されるが、そしてわたしの領域では礼賛されることが多いが、しかし問題がないわけではない。その問題は一般に保守主義の立場から指摘されるものとは異なる。その異同を見極めながら、何を言うか。生存への権利、教育への権利、……そこで何を言うか。

と、考えていたら、隣の隣の研究室の後輩がチキンと生野菜サラダを差し入れに来てくれた。修士論文を執筆中のM2の院生を励ます会、を催しているらしい。

「はしもとさん、草食っすか?」

「え?」



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さすがに多いべ、これは。



チキンを頬張り、野菜も食べ、しかしサラダの量は依然として減ったようには見えない。


@研究室
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by no828 | 2008-12-25 19:51 | 日日 | Comments(0)


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