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思索の森と空の群青

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2009年 01月 22日

ジャズの日のハード

 小雨の木曜日。

 昨日は12時30分に寝て、今日は6時に起きた。5時58分ぐらいに目が覚めて、起きているのか寝ているのかわからない状態を布団のなかで過ごした。まもなく、ぴぴぴぴと目覚ましが鳴った。

 外はまだ暗い。今日の日の出は6時47分であった(とラジオで言っていた気がする。ちなみに、ラジオでは「今日はジャズの日です」とも言っていた。月を示す January の Ja と、日を示す22がZZに見えることから、あわせて Jazz ということらしい)。

 7時10分に研究室に来る。

 静かだ。

 しかし、某研究室にはもうすでに3人もいて、朝早く研究室に来たことの優越感が早くも挫かれる。

 7時45分、今日お昼から続けて2件ある発表のレジュメを作りはじめる。お昼までにどちらも終わらせなければいけない。

 それぞれ2時間を費やす予定で書きはじめる。

 それにしても、これほどまでに切羽詰ったレジュメ作りははじめてかもしれない。

 これまではレジュメ作りに結構時間をかけていた。時間をかけようと思えばかけられるのが大学院生生活である。ましてや、研究ということであれば、どこまでやればよろしいかという限界線が見えにくい。限界線に近づいたかと思えば、また新たな限界線が見えてくる。それが研究だ。いつまでも満足はできない。だから、時間をかけるしかない。

 しかし、それをもう止めようと思った。2時間なら2時間と決めてレジュメを作ろうと思った。

 だが、やはりそれではレジュメの質が落ちる。実際、落ちたなあと思う。それほどまでに時間をかけることができないことの質を、すくなくとも維持するにはどうすればよいのか。やはり時間をかけるしかないのか。ということも悩みながら、レジュメを作る。

 今回は授業用に論文を解題することが目的であったが、その内容、というより書き方がわかりにくく、読んでいる最中に論文を何度破り捨てようと思ったかしれない。しかし、内容はそれほどなく、要点だけ掻い摘んでレジュメにしようと思えばできる。自分用にレジュメを作るのであれば、A4で1枚でよいところだ。が、その掻い摘んだレジュメで授業が維持されるかという問題がある。だから、ある程度書かなくてはならない。相手に合わせてレジュメを作ることが求められる。

 それにしても、今日のレジュメはいまいちであった。

 そういうわけで、午前中はレジュメ作りとそのコピー、午後からいままで授業というハード・スケジュールである。そして17時からはまた研究会があり、それは20時まで続く。

 木曜はハードだ。


 某大学の後輩から聞いた話だが、後輩の通うその大学の某准教授は500ページの本の内容を30分でレジュメにまとめるらしい。頭のなかはどうなっているのであろう。


 勇気を持って要点を掴み、余計なところは削ぎ落とし、みんなこのレジュメについてこい、みんな読んできたんだろ、というだけの自信と権力がほしい。

 
@研究室

by no828 | 2009-01-22 16:41 | 日日


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