2009年 05月 31日
木曜と金曜は授業と研究会と読書会と調べものが続いて余裕なく、また、何だか胃痛と吐き気がして調子もよくなかった。だから昨日土曜は完全オフにして、遅めに起きてから部屋の掃除。本の置き場所に困る。 掃除中にまっきーからメール。26日(火)に個人的に送ったメールへの返信かと思いきや、そうではなく……。届いていないのかな。いずれにせよ吉報、来年1月にベイビーが産まれるそうだ。 というわけで、ようやく後編。 23日(土)の午前3時頃、「じゃあ、明日はチェック・アウト時間の11時にホテル玄関に集合」ということで解散した。 24日(日)は9時頃起きて、部屋に付設されたシャワー・ルームで熱いお湯を浴び、目を覚ます。スーツに鼻を近付けると、いまだほのかにジンギスカンの香り。またシュッシュする。そのあと、ジンギスカン屋の帰りに買った某カリスエットと惣菜パンを食べて朝食とする。あとは荷物のパッキングとすこしだけ読書。 10時にヒカルことピカデリーから電話。「俺のホテル、10時にチェック・アウトだからもう出なきゃならないんだけど、そっちは今日どんな予定?」「こっちは11時に集合になった」「そうか……じゃあ、11時頃また電話するわ」 そのあとでDPことデルピエロからメールが着信。「起きてるか?」「起きてるぜ」 同じホテルに泊まった連中は11時すこし過ぎに集まる。 わたしだけTシャツ。「お前、寒くない?」「さ、寒い」「ジャケットは?」「ない。北海道を甘く見てた」 タクシーという高級な乗り物で寿司屋に移動。ここでピカデリーとも合流。ヒロキおすすめの回転寿司屋にて新鮮な海鮮物のお寿司を食す。キングは生ビールも呑む。さすが。 再びタクシーにて、札幌駅に向かう。その道中、助手席に座ったシュンペーターがタクシーの運転手さんにおすすめのラーメン屋さんを訊く。「こことこことこことかですかねえ……でも、あくまで個人的な好みですよ。ラーメンは好みですからね。おすすめしたところに行って、あとから『まずかっただろ』と言われても困りますからね」。 わかっておりますよ。 駅に着くもすぐにラーメンを食べる消化的余裕はなく。どうするか、ということになる。個人的には、北海道大学に行き(駅から300メートルぐらい)、クラーク博士の像を拝みたかったが、博士の像は北大にはないらしいことをカズと山本幹事長に知らされる。 う。 クラーク博士像は「羊ケ丘展望台」にあるらしい。そしてそこに行くには地下鉄東豊線に乗り、福住駅で下車する必要があるらしい。 う。 が、とりあえず行ってみようということになり、移動。飛行機の時間がもっとも早いキングとはここでお別れ。 福住駅着。カズがシャツを貸してくれたのでそれを羽織る。あ、温かい。さんくす、カズ。 歩いて行けそうだ、ということになぜかなったため、歩いて羊ケ丘公園を目指す。 札幌ドームを臨む結婚式参列者たち。 坂道を登り続けて羊ケ丘展望台を目指す。遠い。遠いよ。 「行って戻って飛行機の時間間に合うか?」「厳しくないか?」という不穏な雰囲気もありつつ、しかし、よい天気だから気持ちはよい。なぜ昨日は雨で今日は晴れたのか。そういえば昨日一緒であったまっきーとQは今日は別行動だ。やはり……。ただ、まっきーは札幌にはおり、Qは札幌を離れた。ということは雨男はQか? ようやく着。 入口に行ったら車用のゲートしかない。「あ、あの、ここから入れます?」とゲート受付の方に訊く。「は、はい。(歩いて来たのかしら、この人たち)ここから900メートルぐらい登ると展望台です」「え?さらに900メートルですか?」 まだ着いてはいなかった! また登る。 今度こそ着。バスが停まっていたので、「福住駅行きは次何分ですか?」と運転手さんに訊く。 う、出発まであと5分しかない。 「お客さんたち、ここまで何で来たの?」「福住駅から歩いて来ました」「ええ?歩いて来たの?」「はい、あの、次の便に乗りますから」 急いでクラーク像のところに行く。眺め最高。 北海道の空と大地に映えるクラーク像 クラークとともに大志を抱くフィリップ みんなで集合写真を2枚撮る。「まずい、時間がない!」 バスまで走り、何とか乗り込む。 羊ケ丘展望台滞在5分のミラクル。 バスの中で「5分はないよね」「でも、おもしろいね」と話をする。 何だか愉しいなあ。修学旅行みたいだなあ。学類の頃を思い出すなあ。 よい友だちに恵まれたと思う、本当に。 福住駅から新千歳空港行の高速バスが出ていることを知る。あと5分で出る。グッド・タイミング。 飛行機の時間が早いデルピエロとわたしと飛行機の時間が早いわけではないピカデリーの3人がバスに乗るためにみんなと別れる。「またね!」 空港にてお土産用に六花亭のバターサンドと花畑牧場の生キャラメルを買う。生キャラメルはすこし並んでから買う。 時間的な余裕がなかったので札幌ラーメンは食べず。ここでピカデリーと別れ、デルピエロと帰りの便に乗る。デルピエロとは行きも帰りも偶然一緒になった。 札幌新千歳16:30発ANA070便。 飛行機の席は離れたけれど、羽田からのモノレールは一緒。いろいろ話をする。 「ちょっと職場寄ってから帰るわ」のデルピエロとは山手線上で別れる。 デルピエロは6月から金沢勤務。 「またな!」 どたばたであったけれど、とても愉しい2日間であった。久しぶりに解放された2日間を過ごした。 まっきー、ありがとう。歓喜に満ちた家庭を。 わたしに娘が産まれたら(仮)、結婚相手の吟味は相当厳しくするつもりであるが、まっきーなら相手としてオッケーだというのがあって、だからきっとまっきー夫妻は素敵な家庭を築いてゆくはずだという確信がある。 まあ、勝手な確信なのだが。 @自室
by no828
| 2009-05-31 12:26
| 友人
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自省のために。他者の言葉に出会うから自分の言葉を生み出せる。他者の言葉に浸かりすぎて自分の言葉が絞り出せなくなることもある。自分の言葉と向き合うからその言葉は磨かれる。よろしくお願いします。 by no828 カレンダー
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