今日までに教育の不平等について調べて送る要件があった。
それもあり、昨夜は1次会で抜けさせてもらった。「論文、昨日で終わったんでしょ!」という具合のお誘いをいただき、それはありがたかったのだが、2次会はカラオケということでますます退出の意を強くした。先に「それ『も』あり」と2次会欠席の理由を挙げたのはそのためである。すなわち、調べものがあり、そして2次会がカラオケであったから、というわけである。
わたしはカラオケを好まない。
話ができなくなるからだ。(それに自分が歌い、他人の歌を聴くことにそこまでの愉しみを覚えない。)
2次会も呑み屋に行くということであれば、昨夜の決心はかなり揺らいだと思われる。まだまだ話したいこともあった(というか、1次会ではほとんど話さなかった)。
が、「カラオケへ行こう!」はわたしの決心を固くした。「よしっ、帰ろ」。
件の調べ作業は昼下がりに終えた。
その用事で昼前に図書館に行った。研究棟から図書館までのあいだに「そういえば、日食」と思い、空を見上げるも、曇っていてどこが太陽なのかわからなかった。
夕方から机周りの片付けをすこし。机の上などはだいぶたいへんなことになっていた。
片付けが大体終わったのでそろそろ帰ろうと思うが(お腹もだいぶ空いた)、あの紙の量は一体何なんだと思う。要らないものは捨てる、が研究者にはなかなか当てはまらない。「いつか使うかも、は、たぶん使わないから捨てるべし」が一般の鉄則だと聞くが、研究者にとっては「いつか使うかも、は、本当に使うことがあるから取っておくべし」である。
いや、本当に。
そうして本と論文と史・資料が一方的に増えてゆくのだ。
@研究室