人気ブログランキング | 話題のタグを見る

思索の森と空の群青

onmymind.exblog.jp
ブログトップ
2009年 09月 01日

物事の句読点、改行、さらに

 大学は今日から始業。早速TA業務と授業が1件ずつ。

 TAは教職科目に該当する授業のため、さまざまな学類(学部)の学生が履修している。中にはわたしの後輩にあたる学生も何人かいて(あくまで制度上の。面識はない)、「この学類で教育に興味持ってる人がいるっていうのは嬉しいなあ」と思った(「この学類」は国際関係学と国際開発学の2専攻で構成されている)。そうそう、この授業ではわたしも議論に日常的に参加することが求められているのだが、1度はわたしが先生として授業をすることになる。不安も少しあるが、愉しみだという思いのほうが強い。

 TAではなく学生として履修している大学院の社会学の授業は、今日はイントロダクション。7月4・5日のセミナーの流れで論集を出すことが決まっており、その執筆要項の確認など。締め切りは11月20日正午。わたしは7月の発表の段階ですでに論文のかたちにしていたので、来週にでも提出できなくはないが、力点を変えるなどの手直しをしたいので10月に入ったら再度執筆態勢に入りたいと考えている。それまでは当該テーマを頭の片隅に置きつつ、忘れておきたい=熟成させておきたいと思う。橋本(2009)を何とか産出したい。

 これら以外に、今日は某学会のシンポジウムに提出する某データ集に寄せる文章を書いている。分量はA4で1枚なのだが、こういうものを書いたことがないので四苦八苦している。今日中に先輩にメイルで送らねばならないから(22時50分からの「爆問学問」観たいし)、第1稿ということで、赤入れを願いつつ、書き上げてしまおう。


 それから、誕生日のメッセージをくれた方々、ありがとうございました。「割と歳くってきたんだから」と昨日メイルをくれた友だちはかなりリアルなことを言っていました(「割と」っていうのが妙にリアルだ)。「だから大切に生きていこう」と友だちは言い、わたしも「よしっ」と思うわけであります。褌を締めなおしてかかる、そういう心持ちです。

 このブログも書きはじめてから2年が経過しました。最初は友だち数人にしかこの存在を教えませんでしたが、今は日に20人ぐらいの方が訪れてくださっています。書くことで開けてくることがあり、だからこそといろいろな、ときに煮詰まっていない、ときに煮詰まりすぎた、ときに日常のことを書いています。書くことですでにわたしの中では何かが成就したり、次の段階に進んだりして、自分の中で物事に句読点を打つことができています。もちろん、これを読んでくださっている方々が何かを受け取ってくださっているのだとすれば、それはものすごく嬉しいことですし、コメントとして残してくださったものを読むと励みにもなり、それに触発されてさらに別のことを考えたりもします。<あいだ>というのはそういうことで、わたしはそれを大切にしたいと考えています。

 今後ともよろしくお願いします。


@研究室

by no828 | 2009-09-01 18:50 | 日日


<< 言葉は常に過剰であり、常に過少である      誕生日、学会、選挙速報 >>