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思索の森と空の群青

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2009年 11月 16日

な、なんと朝の6時まで

 土曜日は16時から未完小論の合評会。4人。わたしを含む3人が発表で各40分ぐらいが目安であったから、18時過ぎには終わるであろうと思われた。が、1時間超過の19時10分ぐらいに終了。

 それから買い出しに行き、研究室で鍋。こちらは5人。な、なんと朝の6時まで。(実はひとりが呑みすぎて横にならざるをえない状況になり、その胃が落ち着くまで待っていたら朝になってしまったのだ。6時の段階でも辛そうではあったが……。)

 かなり久しぶりに徹夜で朝を迎えた。実を言うと、徹夜は苦手だし、好きでもない。夜は寝るものである、という原理がわたしの中に深く埋め込まれているからだ。3時、4時、5時と時計の針が動いていく、だんだんと明るくなっていく、……。気持ちが暗くなる。

 すずめが「ちゅんちゅん」とうれしそうに鳴きはじめたらもうおしまいだ(このときすずめはわたしの敵になる)。

 おしまいなのだが、しかし現実はおしまいにはならない。わたしがおしまいだと思っていても、現実はおしまいにはなっていない。わたしがおしまいだと思った瞬間に世界もすべておしまいになってくれればよいのだが(よくないが)、わたしがどう思おうと世界はそのままにある。だからわたしがおしまいだと思っても何にもならない。

 それにわたしは帰ってきちんと眠りたいのだ。だからすずめがちゅんちゅん鳴く中を、眩しい(本当に眩しかった!)朝日を受けながら、そしてジョギングをする男性たちと幾度もすれ違いながら、家路についたのであった。

 
 帰宅して歯磨きだけして7時30分就寝、13時30分起床。6時間睡眠。そのあとシャワーを浴びて、洗濯機を回す。


 夕方、歩いて大学まで行き、それから某ユニクロに寄って靴下4足。その勢いで、日本の最高学府通りの某ブックオフ。6冊入手。大江健三郎、小林秀雄、橋本治の文庫はそこそこの収穫。
 今回は学術書がよかった。以下、いずれも105円。

 碧海純一『法と社会——新しい法学入門』中公新書、中央公論新社、1967年。
 イリイチ、イヴァン『脱病院化社会——医療の限界』晶文社、1979年。
 真木悠介『時間の比較社会学』岩波書店、1981年。

 碧海は法哲学者でリベラリズムの主導者である井上達夫の師匠。イリイチは脱学校論でわたしも影響を受けた有名な哲学者(教育学者というわけではない)。真木のは、最近読んでいた社会学の本か論文の参考文献に挙がっていて興味を持っていた。グッド・タイミング。
 
 
@研究室 

by no828 | 2009-11-16 11:34 | 日日


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