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思索の森と空の群青

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2009年 12月 05日

ビールのあとに赤白ワインで若干の頭痛あり

 昨夜は19時から研究室の院生のみの呑み会を中華料理屋にて。

 わたしが制度的に所属する研究室には中国からの留学生がいるのだが、今回はその方の知り合いが店長をしているお店を使わせてもらった。

 その店長さんは、元は大学院への入学を希望して来日した方のようなのだが、日本語その他の問題から入院できなかった(日本語ができないのに日本の大学院を受験するのがまずすごいし、受験を許可する日本側の教員もすごい。受験者不足が深刻なのか。実際周りを見ても、大学院は中国人留学生で保っているところは大いにあるように思われる)。しかし、その方は中国には戻らず、当時アルバイトをしていた中華料理屋のスタッフとなって日本に残り、働き続けることにした。そして、その仕事ぶりが評価されて系列の新店舗の店長を任されることになり、今回わたしたちが会を開いた場所がそこというわけである(話によると、また、その顔を見ていると、件の店長さんは人間的にすごく魅力的な人で、今度ゆっくり話してみたいと思った)。

 で、研究室の留学生とその店長さんはお友だちということで、今回の予算や料理の相談などはすべておふたりにお任せした。

「3,000円飲み放題で料理は6品、最後に杏仁豆腐をサーヴィスで」ということで落ち着いたらしいのだが、実際には6品に留まらなかった。“6皿”ではあったようなのだが、ひとつの皿に料理が2品ぐらい載っていたこともあったので、10品ぐらいいただくことができた。かなりサーヴィスしてくださったお料理はどれもおいしく、また食べたいと思った。院生だけで外で呑むときの定番にしてもよいぐらい。

 だが、“生ビール”がわたしの好きな味ではなかった。グラスには某プレミアムモルツと印字してあったが、それでないことは一飲瞭然である。普通の某モルツか、あるいは某黒ラベルか。酸味が強いような印象を持った。どうせなら青島ビールが呑みたかった(飲み放題から外れたところにはあったのかもしれない)。ビールはその土地の食べ物との相性もあるから、中華なら青島ということで次回はお願いしたい。

 (DとPと卒業旅行で中国に行ったときに青島ビールを呑んだっけ。)

 で、結局閉店の0時30分まで。大学院の組織とか授業とか教員とか、そういうことについてみんないろいろ言いたいことはあるのだなあと思った。そういうことを言い合う場は絶対に必要だ。自分の中にだけ溜め込むのではなく、とりあえず言ってみる、それを少しでもわかってくれる人が出てくる、共感が生まれる、その共感が支えになる。組織に対してはわたしも個人でいろいろと文句を言ってきたが、なかなか変わらないところもある。共感を紐帯として横につながることができれば、もう少し強くなれるかもしれない。わたしは理論上では運動論が嫌いだが、実際の生活では運動論が必要なのだと思う。

  
@研究室  

by no828 | 2009-12-05 16:26 | 日日


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