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思索の森と空の群青

onmymind.exblog.jp
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2010年 01月 28日

眠れない夜のために、といったような本もあったと思う

 昨夜は寝付けなかった。

 1時30分ぐらいまで小説を読み、それで寝ようと思ったのだが、なかなか眠ることができない。眠ることのできない原因を探す。たとえば、日中身体をあまり動かしていないから、頭も働かせていないから、などなど。だからわたしは眠ることができないのだ、と納得するが、しかし眠ることができないことは非常にストレスフルである。眠れない原因を把握し、それに納得した以上、眠れないのは自業自得である。だからこそイライラする。自業自得だからこそ苛つく。なぜならば、“何とかできたかもしれない”という過去の可能性が見出されるからである。運動しておけば、頭をもっと回転させておけば、と戻れぬ過去を悔やむ。

 眠れないときには哲学書、というわけで、廣松渉を開くが、こういうときにかぎって頭に入ってくる。わかるわかる、みたいに。それで読み進める。そこで気付く。“まずい、このままでは眠れない。だって頭が冴えてきてるもの”。このまま寝ずに朝まで行くかとも思ったが、“寝るべき時間に寝ていない”という事態がすでにわたしにとってはストレスフルである。“寝るべき時間には寝るべきだ”がわたしにはある。“寝れるときならいつでも寝る”はない。これは勝手な規範設定によるものであり、ゆえにその設定は操作可能であるはずなのだが、“2時とか3時とか4時は寝ているべき時間である”がずーっと身体に染み付いているから、もはや変えることが難しい。

 3時、3時30分、……。

 結局何時に眠りについたのかわからないが、寝不足であることは確実である。両眼の奥が重い。

 これからドクターの授業を取り仕切らなければいけないのに。寝不足だから逆に頭が切れまくるということもないわけではないのだが。あー。


@研究室 

by no828 | 2010-01-28 12:03 | 日日


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