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思索の森と空の群青

onmymind.exblog.jp
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2012年 03月 17日

規則に従うことが自律的だと言われるが、しかしそれは規則に従属しているだけではないのか

 基本的に週末しか呑まない。「週末」というのは、金土日。金曜の夜にビールを1ケース買う。350ml にするか 500ml にするかは気分次第。買うのはもっぱら「アサヒ ザ・マスター」(スーパーで日常的に購入できるビールで1番おいしいのはこれだと思います)。これを金土日に2本ずつ呑む。最近、この規則が好きである。

 土曜日は早起きする傾向にある。土曜日が好きだから、というのもあるが、原因として大きいのは前夜にビールを呑むから、だと思う。しかし、日曜と月曜の朝は土曜ほどではない。すると、やはり土曜日が好きだから、ということにもなるのかもしれない。たしかに土曜日は解放的な気持ちになる。

 大体そうだが、今日は6時前に目が覚めた。今日は雨の予報が出ていた。しかし、雨はまだ降っていない。6時を過ぎる頃からぽつりぽつりと水滴の弾く音がしはじめる。個別の音がやがて消え、集合的な雨になる。その音の推移を布団のなかで聴く。なかなかよい。部屋のなかで聴く雨の音が好きである(ただし、外出する必要のないときに限る。外出する必要のあるときの雨は嫌いだ)。

 7時くらいまで布団のなかで考え事をする。研究のことと講義のことが主(「講義」は聴くほうではなく、するほう)。それからカーテンを少し開けて光を取り入れ、その光で本を読む。少し暗い。今朝は(今朝も?)村上春樹。途中まで読み進めていた短篇集を読み終える(後日感想を書きます)。

 それが9時すぎ。起き出してシャワーを浴びる(いつも夜と朝に浴びる。夜は汚れを落とすため、朝は眠気を覚ますため、寝ぐせを直すため)。朝食兼昼食を作って(と言うほどでもないが)食べる。食べ終えて、食器も洗ってしまう。身支度を整え、研究室に向かう。土曜日の研究室も好きである。

 いつもの土曜日が好きである。“いつもの”が好きなのは昔からではない(と思う)。年齢のせい? そうなの? そうなの? 

 しかし、“いつもの”であれば何でも好きなわけではない。時代劇の“いつもの”勧善懲悪は好きになれない。「それがよいのだ。安心するから」と、帰省したときに父は言っていたが、共感することはできない。

 今日はタイトルだけが大仰である。


@研究室

by no828 | 2012-03-17 16:32 | 日日


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