2012年 08月 08日
昨日は試験監督のため短大へ出講。60分の試験時間のために片道120分ほどをかけて行くという不合理ではありますが(往復240分!)、問題文の解釈などについて質問が出ることを想定して出向くことにしました(結果、出ませんでしたが……)。 評価の形態としては、テストではなくレポートにすることも考えたのですが、諸々の書物やインターネットの力を借りずに勝負させようと思い、テストを選択しました。とはいえ、講義のノートと配布資料は持ち込み可としました(教科書やその他コピーは不可)。もちろん、持ち込めるから準備せずに臨んでも大丈夫、なんてことはまったくなく、内容を自分なりに整理・把握していく必要がある、そんな問題内容にしました。 この短大は教室に時計を設置していません。学生のなかには、時計を持参していない者も結構数おり、“おいおい”と思いながらも途中何回か経過時間を知らせました。机間巡視をしながら、時間配分ができていない学生がいることに気付いたというのも大いにあります。 解答用紙が思いのほか重かったのですが(1人4枚×約70名分! そして評価は来週14日(火)まで!)、通常講義よりも2時間早く業務が終了したので、今日8日までのLブロ古本市(→ ●)に行くことにしました。 18時頃I袋に到着しました。先にごはんを食べようと思って、「馳走麺M穴」(Tベログ → ●)へ行きました(最近ウェブ上のラーメン店情報の多さに圧倒されています)。「濃厚つけ麺」(だったかな?)、魚介、おいしかったです。ただ、箸がやや使いにくかったですね。つるつるの麺が掴みにくい。あとは、店員さん同士の私語が、やや、あれでした。 それからS武の古本市会場へ。わたしにとって、わかりにくい駅ベスト2はS宿とI袋ですが、やはりわかりにくかったです。人が多い(多すぎる)ということもあるのでしょうが……。会場内は、出店数が多く入り組んだ構造になっており、順番に見て回ることが難しかったですが、出店数が多いだけあって普段目にしにくい本が結構ありました。Aマゾンの中古品価格と比較しながら、リアルな本をリアルなカゴに入れなければならないのが寂しいところですが、“おぉ、こんな本もあったのか”という発見がおもしろかったです。 “こんな本が”という発見は、“自分はこの本を知らなかったのか”という不勉強をもちろん感じさせるわけですが、それと同時に“この本を読んだら自分は考えをどう展開するのか”という期待も抱かせます。そこが愉しくもあります。今回は、研究>趣味>教育、3分野でそれぞれ収穫がありました(収穫度もこの順番です)。全部で9冊(重い。紙袋はもちろん2重)、5ケタは防ぎました(ほっ)。雑誌『みすず』の80年代の読書アンケート特集が1冊の本になったものを見つけたのですが、この書籍化は以後継続的に行なわれているのでしょうか? ほしいです。 答案用紙と本を抱えて移動するのはなかなかに大変だったので、T京駅から高速バスに乗り込み、アパートの近くのバス停まで運んでもらいました。バスを降りて、“あれ、涼しい?”と感じました。昨夜は寝苦しくなかったですね。 @研究室
by no828
| 2012-08-08 15:37
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自省のために。他者の言葉に出会うから自分の言葉を生み出せる。他者の言葉に浸かりすぎて自分の言葉が絞り出せなくなることもある。自分の言葉と向き合うからその言葉は磨かれる。よろしくお願いします。 by no828 カレンダー
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