思索の森と空の群青

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2016年 03月 02日

1月末の終講

 1月の最終週に、Y浜市T塚区にある大学の仕事が終わりました。2月上旬まで採点・成績入力期間があり、厳密には3月までは雇用されていますが、講義と試験という実質の仕事は1月末に終わりました。終わったのは、今季の仕事が、ではなく、この大学での仕事が、です。この大学では3年間お世話になりました。次年度以降、わたしが非常勤で担当していた科目は、予算の都合で専任教員が担当することになるそうです。これでわたしがT塚に行くことはなくなります。あるとしたら、H根駅伝の応援でしょうか。

 最後の日は、はじめて敷地内にある教会へ行き、しばらく座ったりもしました。ピアノの練習をしている人がいました。こういう空間が大学にあるとよいなと思いました。
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 3年間——半期ずつではありますが——のうち、2年をTくばから、最後の1年をK府から通い、オムニバスを含め通算3科目を担当しました。単独で担当したのは、1年目の「K育方法論」(2年生)と2・3年目の「K職概論」(1年生)です。とりわけ「概論」のほうは自分なりにその領域全体を再構成しようとしました。よい勉強になりました。
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 どの科目もおそらくは学科共通のために、1・2年目は120名弱、3年目は160名弱の受講生がいました(3年目は学科にコース制を導入したためか、定員が50名ほど増えていました)。毎回出席者全員の質問・コメントを読み、それをハンドアウトにまとめるのは相当の時間がかかりましたが、愉しくもありました。3年間を通じて移動時間は相当にかかりましたが、受講生の多くは主題と真摯に向き合おうとしていましたので、いざ講義が終わるとなると寂しい気持ちがじわじわと広がります。

「K育方法論」の受講生は当時2年生で、だからほとんどの学生は今年卒業を迎えます。半期の付き合いではありましたが、その時間は少なくともわたしにとってはかなり濃密なものでした。どのような方向へ進むにせよ、よい人生を歩んでいってほしいと願いたくなります。
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 毎年、何人かの学生は「ゼミがあったら入りたかった」とか、「先生の授業をもっと受けたかった」とか、「先生が書いた本の情報を教えてください」などと言ってくれました。素直に嬉しいです。どこかで——あるいは今度はS金で——再会できたら、それも嬉しいです。

 さよなら、T塚。

@研究室
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by no828 | 2016-03-02 21:46 | 日日 | Comments(0)


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