思索の森と空の群青

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2007年 09月 19日

上がるけど 切なくなるのは なぜであろう

明日の授業の発表用のレジュメを作り上げる(A4で5枚)。
内容の要約よりも、内容に対する私のコメントの方が分量が多くなってしまった。

そういえば、いつもそうである。「コメントの方が長いじゃない」と先生にも言われた。

でも、私はそれでよいと思う。
論文はみんな読んできているのであるから、内容の要約は最小限に留められるべきである。
むしろ、内容を踏まえて何を言うかが問われるべきである。
そのように思う。

明日午前中に赤入れして人数分コピーすることにしよう。


気分を上げるために、マザーハウスのテーマソングであるINOSISの the Sense of Wonder を聴いた(イベントでライヴがあって、そのときにCDをもらったのである)。

上がるけど、切なくなるのはなぜであろう。

CDを聴くとイベントのときの自分の情動を思い出す。

けれど、音楽自体はイベントのときほど響いてこない。あのときの音楽は身体の中枢に響いた。

ライヴは違うぜ、と改めて思う。


土曜のレジュメも作らないといけないぜ、と改めて思う。
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# by no828 | 2007-09-19 22:26 | 日日 | Comments(0)
2007年 09月 18日

揺さぶられた軸との付き合い方

論文の英文摘要のゲラに赤入れして郵送する。
摘要であるから長くはなく、本文校正のときよりもはるかに短い時間で終わった。
精神的負荷も少なくて済んだ。

今週は木曜に授業で発表があり、土曜には東京の某研究所で発表がある。

ちなみに授業では、ある論文を読んで、それについて発表することになっている。
その論文とはこれである(たまには学術的な文献も挙げておかないと)。

Waters, Tony and Kim Leblanc, "Refugees and Education: Mass Public Schooling without a Nation-State," Comparative Education Review, vol. 49, no. 2, 2005, pp. 129-147.

土曜に行なうのは自分の研究発表である。
私がどのような研究を行なっているのか、それを発表することになっている。
だから、当然のことながら私がどのような研究を行なっているのかを知らない方が聴きに来られるわけである。

発表自体は学会発表標準の20分に合わせたいと思っている(長くても30分まで)。
8,000字(から10,000字)程度に内容を詰める計算である。

主張したいことはすでにある(舞浜で感じた揺れはまだ収まってないけど)。

それをどう説得的に論ずるか。
私(の研究)のことをまったく知らない人が聞いても、「なるほどね」「言いたいことはわかった」って言ってもらえる文章を書かねばならない。

揺れながら書くってきついかもしれない。
でも、揺れているからこそ書けることもあると思う。
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# by no828 | 2007-09-18 21:00 | 日日 | Comments(2)
2007年 09月 17日

愛と生き方 ― 9月11日から17日までの読書

15 土屋賢二『もしもソクラテスに口説かれたら ― 愛について・自己について』(双書哲学塾)、岩波書店、2007年。
― 今学期の大学院の「教育哲学」の授業では、ソクラテスの「愛」が取り上げられる。その準備(と気分転換)のために読む。ソクラテスは人間の魂と身体とを分別し、「私はあなたの魂を愛している(だから顔などの身体はどうでもよろしい)」と告げた(というより教育的意図をもって問いかけた)。
 斉藤和義は「君の顔が好きだ」と歌った。ソクラテスと真逆のことを言っているのである。度胸があると申し上げてよろしいであろう。
 実際「あなたの魂を愛する」と言われたら嬉しいけれど、そこに「顔はどうでもよろしい」が含意されていたらあまり嬉しくない。
 まとめよう。ソクラテスは魂、斉藤は顔、私は雰囲気。

16 山口絵理子『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』講談社、2007年。
― マザーハウスのイベントで購入する。1時間で一気に読み終える。先に書いたとおり、「あなたの生き方はそれでよいのか」という問いが放たれている。この問いは「あなたは結局のところ何?」にまで行き着く。「あなたは誰?」というよりも「あなたは何?」である。「山口さんはこのような生き方をしてきた。じゃあ、私は?」このまさにリフレクティヴな問いが自己に向かって不可避的に発せられるのである。
 逆に言えば、そのような本質的な問いを投げ掛けるような生き方をしてきた山口絵理子ってすごいと思う。私の最初の読後感も「すごいな」であった。「尊敬」はこういうときにこういう人に使う言葉なのだと思う。
 ちなみに、イベント後に並んで本にサインしてもらった。「お名前は?」と訊かれたので「はしもとです」と答えたら、「Q&Aカードに書いてくれましたよね」と言われた。カード自体はイベント中に書いてスタッフの方にお渡ししておいたのだが、サイン会時にはすでにそれを読まれていたということである。しかも名前まで覚えていてくださった。すごいな。嬉しいです。
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# by no828 | 2007-09-17 19:18 | 人+本=体 | Comments(0)