思索の森と空の群青

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2007年 08月 22日

空を飛びたい

思索の森に迷い込んでいる。

大学に入ってしばらく経って自分の頭で考えるようになってから、ずっと迷い込んでいる。

大学院に入って、「迷い込んでいいんだよ」と教えられた(ような気がする)。簡単には答えが出ないことを考え続けることも学者の仕事なのだと教えられた(のだ、きっと)。


修士論文を執筆している途上で、

「あ」

と突き抜けたときがあって、一度森から抜け出すことができた。
そして、自分の居場所がわかった。

しかし、迷い込んだと思っていた森の周りにはさらに鬱蒼とした森があったのだ。

え?(あ、また森だ)

この森は、迷い込もうと思えばいつまででも迷い続けるができる一方で、出ようと思えばいつでも出ることができるという不思議な森である。

え、私次第?

そうかもしれない。


目下、その森の一区域で迷っている。
出口をどこに設定しようか、そこにどのように行き着こうか。

目印は、いくつかある。

その目印のあいだをどう行くかだ。


「自分で問いを立て、その問いに理で答える」のが研究である。
でも、それが自分の中だけのことのような気がして(だって、自分で始めて自分で終わるからね)、ときどきとてつもなく寂しいと感じる。
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# by no828 | 2007-08-22 19:46 | 思索 | Comments(2)
2007年 08月 21日

産みの苦しみ

主張が明確化されない。

だから、そこに行き着くための理路が整わない。


思考が突き抜けていないのだ。こういうときって結構苦しい。
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# by no828 | 2007-08-21 20:44 | 思索 | Comments(0)
2007年 08月 20日

フラニーは妹、ゾーイーは兄

最近は以下のような本を読んだ(読了順)。

1 内館牧子『夢を叶える夢を見た』(幻冬舎文庫)、幻冬舎、2005年。
―飛ぶか、飛ばぬか。飛ばないという決断にも、相当の覚悟が要るのだ。

2 柴田翔『贈る言葉』改版(新潮文庫)、新潮社、2007年。
―この時代の雰囲気が結構好き。

3 内田樹『街場の中国論』ミシマ社、2007年。
―な、なるほど。こういう見方もあったか。

4 北原亞以子『夜が明けるまで』(講談社文庫)、講談社、2007年。
―時代小説を読むと心が温かくなる。

5 サリンジャー、J. D. (野崎孝訳)『フラニーとゾーイー』改版(新潮文庫)、新潮社、1976年。
―今そこにあることに気づくことが大切なのだ。そのことに気づいてもらうために、どれだけ献身的になることができるか。原書で読んだ方が、もしかしたら響くかもしれない。

6 城山三郎『対談集「気骨」について』(新潮文庫)、新潮社、2006年。
―聞かなければならない話がある。
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# by no828 | 2007-08-20 20:41 | 人+本=体 | Comments(0)