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思索の森と空の群青

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2008年 11月 01日

1節で10ページ使う論文は読みにくいったらありゃしない

晴れ

午後から研究室に来た。

今日はたいへんよい天気であったので、午前中は洗濯物と布団を干し、(天気とはあまり関係がないが)部屋の掃除をした。バングラデシュで買って修士論文のときに使った大量の本をどう保管するかが問題だ。

研究室に来てからは、新聞に目を通し、それから哲学の英語論文を読んでいる。が、その論文が読みにくい。というのも、1節で10ページぐらいぶっとおしで使っているからだ。つまり、切れ目が見つけにくいために、論の運びが一目瞭然というわけにはいかないのだ。

普通、論文(学術雑誌に載る論文)は「節」でもって議論を区切り、さらに必要に応じて「節」の下の単位である「項」も設ける。卒業論文や修士論文、博士論文においては、「節」の上に「章」を置くが、学術雑誌の論文に「章」はない(はずだ)。

整理すると、論文は以下で分節化される。

(章 →) 節 → 項

一般に、「節」で区切られた議論は、2ページから4ページほどの分量である。

それが10ページとは!

ということなのである。

多すぎ。

論を追ってゆくのに疲れてきたので、途中で切り上げる。帰ろう。


@研究室

by no828 | 2008-11-01 19:17 | 日日


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