2009年 02月 22日
ここ数日のこと。 金曜日、18時から21時までオカモト先生の研究室の懇親会。 まったく別の研究室の催しなのに――だからこそ?――お邪魔する。研究の話など。 昨年9月頃うんうん唸って書いた書評について、ヒラタ先生からコメントをいただく。「『書評』に対する考え方も複数あり、そのうちのひとつだと思って聞いてほしい」。 これは心に留め置きたい、と思ったコメントを2つ、ここにも書いておく(⇔以下は、「裏を返すとこうも言えるけれど」と指摘されたこと)。 ・ おっかなびっくり書いたという印象。控えめに書きすぎ。「書評」も自分の論文と同じだから、自分をもっと出して書いてよい。紹介やそのための引用が多かった。もっと自分なりにまとめてよい。 (⇔ 相手の土俵にできるだけ立とうとした、とも解される。) ・ 書評の最後の部分に提起された3つの問題点/問いは、あの本でなくても提起できたのではないか。逆に言えば、あの本だからこそ提起されるべき問いを指摘されたほうが、著者も喜ぶのではないか。 (⇔ 最後の3つの問いは、開かれた問い、公共的な問い、これから考えてゆかねばならない問いである。) たいへん勉強になった。 土曜日、東京にて Q の結婚式・披露宴・2次会。 5時起き。6時過ぎにアパートを出て駅まで歩き、7時前の快速電車で上京。8時過ぎに新宿駅サザンテラス口の某スタバに着き、披露宴でする余興の打ち合わせ(本当は8時集合なのに遅れてしまった)。余興ネタがまだ完成していないという状況。うう。9時30分過ぎまで粘る。 タクシーで明治神宮へ移動。 まずは式。神道に則ったかたち。 次に披露宴。余興があるために「大学友人」の面々はみな緊張気味。披露宴の早めの時点に余興が組み込まれていると聞いていたのに、ぜんぜんアナウンスがない。かなり後半になってようやく余興。わたしにも発言する出番があったのに噛んでしまって、ごめんなさい。 日本酒が入った樽を割る。 ケーキに刃を入れる。 テーブルごとの記念撮影。 新婦の腰に手を回す Q 。 ちなみに、札幌在住まっきー大雪のため式も披露宴も欠席。東京はこんなにも晴れているのに。 雪男め。 銀座で2次会。 それまで時間があったので、一旦解散。わたしはひとり表参道まで歩く。トラベラーズノートのイベント(展示会)の会場に行くも、開催されていない様子。確認すると、日付が「2009年3月19日(木)、20日(金)、21日(土)、22日(日)」とある。 あ。 日にちも曜日も同じだから2月だと思ってた! すこし落胆して銀座に向かう。 まだすこし時間があったので某伊東屋に行き、半ば憂さ晴らしにトラベラーズノートのダイアリーを買う。「メルシー券」があったのでそれを使ったらすこし割引になる。 歌舞伎座の前を通って2次会会場へ。 Q らしからぬ会場であることに、まずは驚く。 それにしてもかなり大人数の出席者である。 大学同期のカツキがスピーチと乾杯。残念ながらスピーチの内容は(会場がざわざわしてて)わたしの耳には残っていない(カツキ!すまない!)。 まっきー遅れて登場。空港で6時間待ったらしい。あきらめずに来たまっきーに拍手。 新郎がヘルメットで日本酒を呑む、というパフォーマンス。Q の勤める会社の伝統らしい。Q と会社の同期であった奥さんも一升瓶を逆さにしてどばどばとヘルメットに日本酒を注ぐ。慣れている手付き。 す、すげえ。 オーディエンスも参加してヘルメットから呑む。大学同期がまっきーのことを後ろから押して参加させる(※ 僕は押してません)。呑み終わったまっきーが「何で俺なんだよ。お酒だったらお前だろ。お前行けよ」と言っていた。 あとは大学の同期と歓談。テル・チエ、ミキ、ルミコ、コバトモ、カズ、チヒロ、アオちゃん、ミサ、ピヨ、などなど。 トルシエ(※ 日本国籍)が「あれ、左手の薬指どうしたの?」とミ○コに突っ込んだり、ここで紹介したよしあきの出会いについて詳しく聞かせてとせがまれて説明したり。 奥が Q 夫妻 2次会のあと、大学の同期で3次会。Q もよろよろしながら「僕も行ぐ!行ぐから場所メールして」「メールした?僕も行ぐからね。メールして」とかなり酔っ払いモード、新たな一面を見せる。 3次会を中座してわたしはひとり帰ってきた。 結婚式のたびに「みんな温かい家庭に育ったんだなあ、みんな温かい家庭に育った人を奥さんにしてるんだなあ」と思う。昨日はそれを共有したいと思って、DPやまっきーに何度も話したかもしれない。 Q おめでとう! @研究室(午後から補講があった。なくても来るつもりではあったけれど)
by no828
| 2009-02-22 17:43
| 友人
|
アバウト
自省のために。他者の言葉に出会うから自分の言葉を生み出せる。他者の言葉に浸かりすぎて自分の言葉が絞り出せなくなることもある。自分の言葉と向き合うからその言葉は磨かれる。よろしくお願いします。 by no828 カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 お気に入りブログ
新しい世界へ
タグ
森博嗣
村上春樹
橋本治
伊坂幸太郎
京極夏彦
筒井康隆
奥泉光
川上未映子
奥田英朗
三島由紀夫
法月綸太郎
宮部みゆき
北村薫
カート・ヴォネガット・ジュニア
舞城王太郎
三浦綾子
佐藤優
養老孟司
大江健三郎
村上龍
検索
最新のトラックバック
ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||