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思索の森と空の群青

onmymind.exblog.jp
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2009年 09月 10日

わたしこんなにすごいんです、ではない

 暑い。

 12時15分からの教育学の授業で発表。修士課程1年生が多い授業で最上級生に発表させるとはどういう了簡か、しかも学期はじめの授業の発表を避けてそれを最上級生に任せるとはどういう了簡か(おめえら発表しろよ、ということだ)と思いながらも発表。授業での発表だって研究能力を付けるための訓練なのに。授業にしても学会にしても「わたしこんなにすごいんです」を示す場なのではなく、「まだまだなんですが、とりあえずこういうことになってます」を言う場なのに。

 結局わたしのレジュメは4,500字ぐらいの文章になり、半分要約、半分批判的コメントとした。これから何を受け取ってもらえたのかはまるでわからないが、当該テーマについて読んで書く中で自分なりに考えることができたのでよしとする。「この思考枠組みをあてはめるとこういうことが言えそうだ」とか。

 17時から研究会。母から送られてきた梨をお出しする。1人暮らしも10年目を迎えたわたしは梨の皮をできるだけ薄く剥いて適度な大きさに切り分けるのだって難なくこなすのである。ただ、研究室の冷蔵庫に入れておいた梨が凍ってしまい、ゆえにかなり冷たく、素手で持って剥いて切るのに難渋した。研究室の冷蔵庫は調子が悪く(かなり古いし)、麦茶だって(わたしの)納豆だって凍ることがあるのだ。

 そのあと読書会で、さらにそのあと某先生の研究室に梨をお裾分けに行ったついでに1時間ほどおしゃべりする。博士論文のことなど、いろいろ。それで今、読書会関係の文献情報などをメイルで送信したところ。読まねばならない本は一向に減らない。


 さて、帰るべ。


@研究室

by no828 | 2009-09-10 22:06 | 日日


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