先週の木曜日は、ここにも書いたように突然の呑みがあり、歩いて帰った。大学からアパートまで大体5kmあり、普通に歩くと1時間かかる。この日もそのぐらいかかり、翌金曜日の朝もそのぐらいかけて大学に行った(しかも雨の中)。
金曜日も呑みであったが、はじまりが21時30分と遅かったため、一旦アパートに戻り、荷物を置いた。patagoniaの小さなバッグに手帳と文庫本と目薬とボールペンと携帯電話を入れなおし、ジーンズのお尻のポケットの左右に財布とキー・ケースをそれぞれ入れた。そして、降ったり止んだりの雨を心配して傘も持った(向かうときも帰るときも結局降らなかったのは幸運)。
呑み屋まではおよそ4km。歩きはじめたら身体が軽いことに気付いた。いつも持ち歩いている鞄が、それ自体の重さとその中に入れている本やら論文やらで重いことに改めて気付いた。そういう負荷を持たずに歩くことの何て軽やかなことか。さくさく歩いて、目的地まで25分ほどで着いてしまった。
(でも、部屋で空腹に耐えかねて鍋焼きうどんを作ったら予想どおり熱くて食べるのに時間がかかって発つのが遅くなってしまった。それでお店への到着も、結局約束の21時30分に数分遅れてしまったのであった。)
いやね、ときどき軽くなるのも大事だなと思った次第。身体的にも、そしてもちろん精神的な意味でも。
いつも重いものを持って歩く道で軽やかになれるのは結構気分がいい。
@研究室