曇天。寒い。
昨夜は大学からの帰りに某無印良品、某やまや、某カスミに寄り、今朝は某ドラッグてらしま経由で大学へ。
4月1日必着の学会発表の構想を博士論文の全体構想に建設的に包摂できるようにしたい、ということで、頭を働かせる。学会発表については一昨日の夜にアイデアが降臨したのだが(別のことをいろいろ考えていたのだが、途中で“だったら学会発表でそれやればいいじゃん”ということに独我的になった)、それと博士論文の関係をどうすればよいか、もっと言うと、博士論文をよりおもしろくするためにさらに何を言えばよろしいのか、という観点を無視するわけにはいかない。逆に言えば、その制約のなかでアイデアを育成する必要がある。そういうわけで、論文全体のアウトラインを書き出したり、図にしてみたり、その延長線上に学会発表のアイデアを置くとどうなるかを考えてみたり、関連しそうな昔読んだ本を取り出して改めて読んでみたり。だが、まだすっきりしていない。
こういうときに話を聞いてくれる人が近くにいるとよいなあと思う。アイデア段階、構想段階で、ざっくばらんに話のできる人がいるとよいなあと思う。以前「
プロフェッショナル」で生命科学者の
上田泰己氏が取り上げられ、日々の研究の様子が映し出されていた(「爆問学問」や「情熱大陸」で取り上げられた方でもある)。「知の異種格闘技」と形容されていたあの雰囲気がとても羨ましく思われた。ああいうの、本当にいいなあと思う。そういうのを作り出せればいいなあと思って、前に院生のあいだで提案してみたこともあったけれど、うまくはいかなかった(小規模の試行は続けているのだが)。
ああいうところに行けるように日々粛々と研究するしかないと、だから今は思う。
@研究室