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思索の森と空の群青

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2010年 03月 15日

まさかの最終校正

 午後、先日“著者校正”を終えたはずの論文の“最終校正”ができるとの連絡が後輩から入り、急いでD棟に向かう。

 実は、著者校正の数日後に“あ、あそこはこうしておけばよかった”という後悔が生まれていた。しかし、校正は終わっているのでどうしようもない。“以後、気を付けよう”と思うことにする。

 そのようななか降ってきた“二校”のチャンス。早速某先生の研究室に失礼してきた。はじめて先生の研究室にお邪魔したが、本がたくさんきれいに並んでいた。ギデンズ多しの印象だが、ジャンルは本当に多岐にわたっていた。“げ、あの本も読んでいるのか”とか、“げげ、あれもかよ。それはわたしに任せておいてくださいよ”とか。そこには先生のゼミ生の研究テーマに関する本も散見された。やっぱり勉強してから指導されているんだなあ……刺激をいただきました。

 直した箇所は、結局気付いていた箇所以外にもわたり……。で、先生とも少しおしゃべりをする。先生とは(たしか)10歳違うのだが、研究上のスタンスをめぐる世代の違いを指摘される。また、先生は社会学でわたしは(たぶん)哲学で、だからその違いも指摘される。わたしの立場も認めてくださったうえでいろいろおっしゃってくださるからたいへん嬉しい。まあ、この先生はわたしの“仮想論敵”ではあるのだが……それだけ意識してるということです!


 夜、ひとつ大きな決断を下す。この決断が間違っていなかったことを自分で証明してやろう。いや、証明してやるぞ。何だか研究する気がもりもり湧いてきたぞ。


@研究室

by no828 | 2010-03-15 19:40 | 日日


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