朝曇っていた空も、昼前には明るくなる。
今日読んだのは英語の論文2本(+デンマークの総選挙についての記事・・・why?)。
1本は遠く離れた他者に対する援助の義務について、もう1本はリベラル・フェミニズムと比較教育学の関係について。
前者は功利主義者のピーター・シンガーが残した問題に答えたかたちだが(ただ、著者は功利主義者ではないようだ)、とくに新しいことを言っているようには思われない。
功利主義以外で援助の義務(あるいは責任)を理論化できないか。
大いなるもの:おまえが理論化せよ。
わたし:は、はい。
後者は、フェミニストの(と括ってしまうにはあまりある)哲学者マーサ・ヌスバウムの理論についての紹介に留まっており、それが比較教育学とどう関係してくるのかまで議論が発展していない。
(+デンマークは一院制なんだって。)
今日は他に電子ジャーナルを4本ダウンロード。
なお、SAGE Publications は11月末まで本来有料の電子ジャーナルの無料ダウンロードを行なっている。関係諸賢はチェックされたい(今日の4本のうち2本は SAGE から)。
ここのところ論文を書くというアウトプットの作業が続いていた。だからわたしはインプットに走っているようだ。
掴んでいるものを離さないと、新しいものは得られない
と誰かが言っていそうな気がする。