晴れ。寒い。気温が下がった気がする。
朝食はバナナと牛乳。朝に果物を食べると(というか果物しか食べないと)午前中から脳が動いてくれる気がする。
そのような気がするだけなのだが、引き続き「正義」と「責任」と「ケア」について勉強する。
が、昨日ほど脳が動いてくれない。「朝の果物」と「脳の働き」のあいだの因果関係はやはり気のせいなのか。今日読んだ本の部分がそれほど面白くなかったからか。
ただ、この本で取り上げているハンス・ヨナスの「責任」概念をわたしの研究テーマに援用することは難しそうであることはわかった。つまり、「それ」はわたしの求めていた「責任」ではなかった。
しかし、「責任」とは何か、「責任」は誰/何にあるのか、「責任」の有/無、重/低を決する審級は何か、といったことはしっかり考えてみたい。
C型肝炎患者の「救済」をめぐる「責任」といった今日の問題にも目を配りながら、理論的にも詰めてみよう。
翻って「ケア」はどうか、ということで今ケアの章を読み進めている。何か出てきそうな予感がする。
ところで、章構成その他に鑑みるに、この本では「正義」と「責任」の関係性、「正義」と「ケア」の関係性については詳細に論じているが、「責任」と「ケア」の関係性には踏み込んだ論及はしていないようである。
個人的には、「責任」と「ケア」の関係性が知りたい。
夕方、研究室を出て珈琲を飲みながら休憩する。思いもよらず、「死」とは何か。少しだけ涙。
こういう時間は必要かもしれない。
それにしても研究室が寒い。さっきヒーターを入れたらブレーカーが落ちた。
う。
使用電力を調整してヒーターを点けたら今度は落ちなかった。
ふー。
研究室が少し温かくなってきた。もうちょっと勉強して帰ろう。