思索の森と空の群青

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2008年 09月 15日 ( 1 )


2008年 09月 15日

時代小説が沁みるのだ

晴れ

暑いのだが。

自分の身体のこと、とくに「疲れ」については自分でもよくわからない。「疲れている」という感覚がよくわからない。しかし、起きることができないと「疲れているのかもしれない」と感じる。

今日は朝から研究室に行くつもりが、起きることができなかった。疲れているのかもしれない。結局、お昼ごはんを食べてから研究室に来る。

書評論文。ノートを取りながら対象文献を読み込む。読むのはたぶんこれで4回目。だが、よくわからない。「あ、この点については批判できるかな」と思ったり、「でもやっぱり無理かも」と思ったりで、いささか心持ちの点で疲れる。

この仕事をお引き受けしたときに、先生から「褒めるだけではだめ」と言われているので、何とかわたしの立場から一言申し上げたい。しかし、それが結構難しい。学問領域が違うからである。同じ学問領域なら批判の作法もある程度は弁えているつもりだが、それが違うとなると、「どうしたものか」と唸ってしまうのである。

書評とは一体何なのか。

と考えながら学会@奈良にも行ったわけだが、そのあたりからまた時代小説を読み出している。「また」と付けたのは、最近時代小説を読んでいなかったから(お盆に宮部みゆきを読んだじゃないかと言われそうで、自分でもそう思うのだが、それはもうかなり以前のことのような印象がある)。

時代小説が心に沁みるときとそこまで沁みないときがある。もちろん、どちらも心が温かくなるのであり、時代小説を読んでいきり立ったことはない(他方、論文を読んでいきり立つことはある。きー)。しかし、沁み方には違いがあって、何というか、一抹の寂しさ・切なさが心を去来するようなときには時代小説がよいのである。

昨夜も今日も、すこし時代小説を読んだ。やっぱり心が温かくなった。


夏はもう終わりなのかもしれない。秋が近づいているのかもしれない。


@研究室
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by no828 | 2008-09-15 20:29 | 日日