思索の森と空の群青

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2008年 09月 17日 ( 1 )


2008年 09月 17日

「信頼っていうのはな、得るのは難しいんだよ。でもな、壊れるのは簡単なんだ」

晴れ

朝、窓を開けると明るくて、でも、暑くはなくて、空の青と木々の緑がその明るい空気のなかに穏やかに映えている。

秋だ。

と思っていたのだが、日中は暑くて「あ、前言撤回。まだ夏でした」である。

ただ、蝉はもう鳴かない。

そんなことを思った今日は、17時までずっと書評。

お昼は、一方では「ここのところらーめん続きであったためそのままらーめんか」と思われたのだが、他方では「今日はすくなくともらーめんではないのではないか」と思われたので蕎麦にする。蕎麦のそばに(!)書評関係の論文を置いて読みながら食べる。

17時から某議論+意思決定。自分の主張がうまく言えなくてもどかしい。「何を言ってるんだ、おれは」と思いながらしゃべりつづけるのは嫌だ。

この感じは何なのであろう。

学類の頃も相当数の議論と意思決定をしてきたはずだが、どうも違う。この違いはどこから来るのかと考えていたら、参加者のあいだの「信頼関係の厚さ」かしらと思った。「この人たちの前でこういうことを言っても大丈夫であろうか。あの人は何を考えてるんだ」という不安。その不安のなかをしゃべることがわたしは苦手だ。

しかし、信頼関係がそこまで構築できていなくても、事は前に進めなければならない。信頼関係ができるまで議論しません、というわけにはゆかない。わたしはそれに戸惑った。

「信頼」

中学生の頃、体育の横田先生がその授業に出ていた生徒全員を叱ったとき、「信頼っていうのはな、得るのは難しいんだよ。でもな、壊れるのは簡単なんだ」と言ったのをいまでも覚えている。言われたそのとき(もちろん文脈はあるのだが)「あー、これ、おれに言ってるなー」と思った。だから、いまでも覚えているのだと思う。言われたときも、すこし前までも、「たしかに」と思っていた。

でも、最近ちょっと違うようにも感じている。つまり、信頼関係を結ぶのはたしかに難しい、けれど、一度結ばれた信頼関係は壊れにくい、ということである。「裏切られ」ても、「それには理由があるはずだ」と思う。関係を断ち切りたくないと思う。

逆に言えば、簡単に壊れるような「信頼」は信頼ではない、ということだ。

ナイーヴだとも思う。「裏切り」をどう考えればよいのか、わたしにはまだわからない。


わたしはただ、結局は、すべては、人間同士の信頼関係かな、と思ったのだ。


@研究室
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by no828 | 2008-09-17 22:12 | 日日